ドイツ発のJAZZY HIPHOP。
ドイツに旅行してきたついでに。
この作品に出会ったのは3~4年前。4.WARUM NICHT?が収録されたコンピレーションで彼を知り、その曲に興味を持ったのがきっかけ。
確かに#4はとても聴き応えがある。#16のMitsuさんのRemixも。曲の印象はキレイだがどこか終末感漂うような、意味深な感じ。ドイツ語ラップがそう聴こえさせているのかもしれない。しかし解説書を見てみると、これは「~のフリしようぜ」という現実逃避を促すような曲らしい…。さすがドイツ語、旅行中もまったく分からなかったが、イントネーション的な要素が音楽にも影響している。
しかし、これは現実逃避を声高に謳っているかのようで、実は逆説的に問題を浮き彫りにする、という構造のリリックらしい。日本語詞に目を通すと、そのアイロニカルな一面が確かに垣間見える。詞の意味を理解することで、その哀愁感がより一層高まる。
日本語ラップには応用しがたい、意味の分からないドイツ語だからこそ、その独特の魅力が生まれるのでは。
独だけに…。
#4と#16以外は、正直あまりオススメはできない。彼のドイツ語ラップは、畳み掛けるような、というか、通常のラップのようなリズム感とはまた違った感じ。#4もそうといえばそうだが…。
良くも悪くも、JAZZY HIPHOPの中でも一味違った、興味深い作品。
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