★★☆☆☆

2008.02.17

最終兵器

最終兵器

アーティスト:キングギドラ,童子-T,UZI

最終兵器

言わずと知れた(?)問題作。

3.公開処刑という曲がここ最近に行ったカラオケの空気を完全に支配したため、無性にこの作品を取り上げてみたくなった。

4~5年ぶりくらいに改めて聴いてみて思ったけど、なんだか、滑稽だなぁ…と。トラックが子供っぽい(?)というか、7.911や12.ジェネレーションネクストを聴いていたら思わず吹き出してしまった。世論に痛烈に斬り込む!!みたいなスタイルだが、リリックがどこか優等生っぽく、アンダーグラウンドに生きる彼らのイメージとはかけ離れている。中でも笑えたのは、「将来の安定のためにも 理想は 自然に優しい ソーラーパワー自動車」って訴えるカガミさん…。

一番の問題は、やはり3.公開処刑によるワックMC(と彼らが呼ぶもの)へのdisであろう。この曲に関して言いたいことはたくさんあるが、ここでは自分への戒めのような視点で二点に絞って記してみる。

一つ目は、異なる価値観や立場の人を尊重しようということ。自分たちだけの基準で物事を判断するのは勝手なことだが、その基準を他人に押し付けて攻撃するような人間にはなりたくない。

二つ目は、偉そうな態度で自分を大きく見せないようにしようということ。あたかも自分が上に立っているかのような主張めいたものは、逆にその人の「弱さ」を露呈してしまう気がする。心掛けとしては「謙虚さ」を持つこと。一つ目と似ているかな?

そして、11.友情では、一部でdisったアーティストとの和解めいた意図(?)が見られるが、これも、僕には関心集めのための話題作りとしか思えない。

作品全体を通して、「皆から認められたい!!」という彼らの強烈な叫びが聞こえてくるかのよう。


確かに彼らの韻術、ライミングスキルは天下一品、素晴らし過ぎる。だがこうした手法は、僕の中でのいわゆる「音楽」とは別次元のもの。どちらかというと「言葉遊び」に近い。だから、ってわけでもないけど、カラオケで盛り上がるのも頷ける。

高校生の頃はこうした作品を好んで聴いていたのになぁ。ここ何年かで大きな心境の変化があったことは自分でもわかる。

昔を振り返ったときに自分の変化、成長をたくさん確認できる人間でありたい。

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